Excel に 40 人、あるいは 400 人の名前のリストがあり、全員に名前、講座、日付を入れた証明書が必要です。テンプレートに名前を 1 つずつ入力すると、午後がまるごとつぶれ、入力ミスも増えます。差し込み印刷なら数分です。テンプレートを 1 つ、1 人を 1 行にして、行ごとに証明書を 1 枚作ります。
この記事では、Excel のリストから証明書を作る 3 つの方法と、修了した人に自動で証明書を送る 4 つ目の方法を紹介します。
リストを準備する
以下のどの方法でも、同じ形式のファイルを読み込みます。
- 先頭の行に、
name、course、date、numberのような列名を入れます。 - 残りの各行が 1 人です。
- 証明書で変わる値ごとに 1 列にします。全員に共通の文面は、テンプレートに残します。
Google スプレッドシートからは、ファイル > ダウンロード を使い、Microsoft Excel(.xlsx) か カンマ区切りの値(.csv) を選びます。
日付は、印刷したい形のまま、たとえば 14 October 2026 のように文字として入力します。Excel は日付を数値として保存するため、差し込み印刷で別の形式で印刷されることがあります。
方法 1:Word の差し込み印刷(無料)
Word は、Excel のリストを証明書のレイアウトに差し込めます。1 人につき 1 ページになり、そのまま印刷することも、PDF として保存することもできます。
- Word で証明書を作ります。レイアウト > 印刷の向き > 横 にして、罫線、ロゴ、文面を加えます。
- 差し込み文書 > 差し込み印刷の開始 > レター を選びます。
- 差し込み文書 > 宛先の選択 > 既存のリストを使用 を選び、Excel ファイルを開いてシートを選びます。先頭行が列見出しとして扱われる設定のままにしておきます。
- 名前を入れる位置にカーソルを置き、差し込みフィールドの挿入 > name を選びます。講座と日付も同じようにします。
- 結果のプレビュー を選んで、1 人ずつの証明書を確認し、長くて収まらない名前を直します。
- 完了と差し込み > 個々のドキュメントの編集 > すべて を選びます。Word が、1 ページに 1 枚の証明書が入った新しいドキュメントを作ります。印刷するか、PDF として保存してください。
向いているケース:Word がすでにあり、印刷用にまとめて作りたいとき。制限:結果は 1 人ごとのファイルではなく、長い 1 つのドキュメントです。1 人ずつにメールで送るには、PDF を分割するか、人ごとにもう一度差し込む必要があります。写真が多いデザインや、フォントを多用するデザインは、Word では配置を保つのが大変です。
方法 2:Canva の一括作成
Canva には証明書のデザインがたくさんあり、一括作成なら CSV や XLSX ファイルから 1 つのデザインを埋められます。データを接続し、各テキスト要素を列に結び付けると、Canva が行ごとにデザインを 1 つ作ります。ダウンロードは、ほかのデザインと同じです。
一括作成は有料の機能で、ファイルのアップロードは 300 行までです。Canva の一括作成のガイドで、各手順とよくある問題の直し方を紹介しています。
向いているケース:1 つのイベントのために、デザインした証明書を作りたいとき。制限:有料の Canva プラン、アップロード 1 回につき 300 行まで、そして毎回手作業で実行すること。
方法 3:証明書の一括生成ツール
Bannerify は、スプレッドシートの行ごとに画像を 1 枚作り、それぞれに専用のリンクを付けます。差し込みメールに必要なのは、まさにこの部分です。各自に、自分の証明書へのリンクを送れます。
- ギャラリーから証明書のテンプレートをコピーするか、エディターで自分のテンプレートを作ります。変わるレイヤーに
name、course、dateと名前を付けます。 - 生成 の下にある 一括生成 を開き、テンプレートを選んで、CSV か XLSX ファイルをアップロードします。
- フィールドの割り当て を確認します。Bannerify は列とレイヤーを名前で対応付けるので、必要なら変更できます。
- 順番に実行 をクリックします。各行に、ホスト済みの PNG とそのリンクができます。
- XLSX を書き出し をクリックします。リストが、各証明書のリンクを入れた新しい列
bannerify_image_url付きで戻ってきます。
これで、各行に 1 人分のメールアドレスと証明書のリンクがそろいました。新しいファイルを Gmail や Outlook の差し込みメールか、お使いのメールツールで使い、各自に自分の証明書を送ります。QR コードのレイヤーも列から値を受け取るので、証明書ごとに、その証明書を確認できるページへリンクさせることもできます。詳しくは一括生成を見てください。
向いているケース:1 人 1 ファイル、送れるリンク、毎回同じテンプレートを使いたいとき。証明書 1 枚が 1 回の生成として数えられ、無料プランには月 100 回が含まれます。
方法 4:自動で証明書を作る
修了する時期がばらばらなら、まとめて作る方法は向いていません。その人が修了したときに、1 枚ずつ作りましょう。講座プラットフォームやフォームツールが Webhook を送り、PDF 生成 API が、メールに添える PDF の証明書を返します。
コードを書かない場合は、Zapier や n8n でも同じことができます。シートの新しい行、フォームの新しい回答、講座の修了がフローを始め、Bannerify が証明書を作って、次のステップがメールで送ります。コードと入れる文面は、修了証のガイドにあります。
どの方法を選ぶ?
| 必要なこと | 使うもの |
|---|---|
| 印刷用にまとめて作る、無料で | Word の差し込み印刷 |
| Canva のデザイン、300 人未満 | Canva の一括作成 |
| 1 人につき 1 ファイルと 1 リンク | Bannerify の一括生成ページ |
| 修了したらすぐに証明書を出す | API、Zapier、n8n |
よくある問題
日付が 10/14/2026 と印刷される。 Excel は日付を数値として保存します。シートに日付を文字として入力するか、入力する前に列の書式を 文字列 にしてください。
長い名前が収まらない。 名前のボックスは、いちばん長い名前が入る幅にして、印刷の前にその名前でプレビューします。Bannerify では、テキストレイヤーがボックスに合わせて文字を縮めることができます。
差し込みが違うシートを読む。 Word も一括生成ページも、読むのは 1 つのシートです。リストはファイルの最初のシートに置き、列名は先頭の行に入れてください。
試してみる
いま 1 枚だけ作るなら、無料の証明書ジェネレーターを使います。名前を入力して PNG をダウンロードするだけで、アカウントも透かしも不要です。リスト全体なら、テンプレートを Bannerify にコピーして、シートをアップロードしてください。月 100 回を超える場合は、料金をご覧ください。